舞さんからのメッセージ
 

 

 舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2002.10.8掲載分)です。

 

 

 台風の風が我家のフェンスの一部をなぎ倒していきました。唸るような風の音が恐く て、龍之介は丸まっていたようです。それでも、まだ風は無気味な音をたてるので、 風と雨が猛り狂っている間中、ソファーでうたた寝をしていた父に、長い背中をくっ つけていたそうです。
 その頃私は、試験勉強の山場である「神経」の所の勉強で風に負けないくらい唸って おりました。あと一教科残った「生化学」の試験も甘く見ていましたが、半分くらい 落とされるんだそうです。私達の半分というのは、40数人の事ですが、大変です。 今迄体が丈夫だった事もあり、追試、再試の経験がないので、このまま人生楽に終わ らせたいのですが、どうなりますか...?
 それにしても、頼りにならないのは、我家の長男でありまして、犬にも苦手な音がい くつかあるんですね。母が子供の頃家にいたワンコはそれは優しくて、幼稚園に送り 迎えしてくれるような、おりこうな犬だったらしいのですが、雷と打ち上げ花火の音 が大嫌いだったようです。夏はそれは辛い季節で、彼女はなんと雷が鳴ったり花火が 上がり始めると、何処からか入りこんで診察室のベットの下にもぐっているらしく、 次の日診察を受けにきた患者さんが自分が寝ている診察台の下から犬が出てきてびっ くりするなんて事がよくあったみたいです。この頃の話を聞いているとなんだか、の どかなんですよね。ついでに言えば、この私の親は幼稚園から小学校にかけて薬物中 毒のような状態で、いつも自分で薬局(診察の隣の部屋です)に入ってエビオスとい う胃の粉薬を正方形の薬包紙に包んで、遊園地に出掛けていたそうです。それをポケッ トから時々出して舐めながら遊ぶんだそうです。しかも、エビオス(これは今、流行 りのビール酵母と同じような物のようです)だけだと苦味があるとかで、ビオフェル ミンという整腸剤?を混ぜると苦味が消されるらしく、それを混ぜてから持ち歩く事 もあったそうです。さらに、今は見かけないんだそうですが、ガーゼの上に置く油紙 という焦茶色の紙の臭いも好きで、これもポケットに入れて持ち歩いて、時々出して 嗅いでいたようで、かなり危ない子供って感じです。私がお腹にいる時に急にこの臭 いが嗅ぎたくなったみたいで、町の薬局から探して買ってきて嗅いでいたんだそうで す。
 この親にして、この子ありで、私もはみだしぎみの子供だったかもしれません。私の 小さい時と言えば、だいたい夏、冬、春休みはいつもジジ、ババの所に入り浸りで、 そこで親戚の子供を集めて、みんな子分のようにして遊んでいました。「今から5分 後に長靴で集合」と号令をかけて集めて、その後、ホースで無茶苦茶に水を蒔いて、 大騒ぎで遊びます。その後はトイレの窓から一人、一人を脱出させて、スリルを味わ います。とにかく私は、新築の家の一本100万円もするという柱を自慢している叔 父さんの横で、新しいふすまに落書きをするような(純粋にお絵描きが好きでした( 笑))とんでもない子供でした。母は今でも、あなたは、絵(芸術的ではないもの) を描いて食べていけると言っています(笑)。

 試験勉強に追われて今一つよく把握できていないのですが、聖教新聞の写真について 話題にして下さっているようですが、あまり期待しないで下さい。私は新聞を頂いた ので、昨日見せてもらいましたが、管理人さんが言って下さるようないいものではあ りませんので、どうかあまり気にしないで下さい。はっきり言って美人でも可愛くも ありません。ただ、私もめずらしく、「自分で嫌じゃない写真」だと思っています。 何故なのか、考えてみたら、どこにも力が入っていない写真なんですよ。綺麗に撮っ てもらいたいという「力み」みたいなものがないんです。言ってみればジャケット写 真と正反対で、友達が撮ってくれるような写真って言うんでしょうか。自分の事を少 しでも、「好きだ」と思ってくれている人が撮ってくれる写真と同じです。
 写真家の方というのは、よく感じる事ですが、自分が撮りたいものを撮りますよね。 あくまでも、主体は自分。作品は自分の撮った○○。こういうものが撮りたいと決め てかかってくる訳で、「これがおれの写真だ」であって、これが「○○(被写体)だ」 ではない訳です。そこに、相手に対する愛情が少し出てくると、例えば花を撮る時、 「おれはこの花が、日の光をむさぼるように太陽に向けてる顔が、愛おしい(笑)」 とかなんとか思って撮れば、その良い所を切り取ろうとするので、写真を見た人にも それが伝わると思うんですよね。プロのカメラマンさんて、どうしても「君はこんなだ」 ではなくて「俺はこうだ」という写真を撮る人が多い気がします。「どうだ、芸術的 だろう」ってね、押し付けてくるんですよ。その筆頭はやはり、篠○○○さんでしょう か(笑)。

 まだ試験が終わっていないので、これと言った話題がなくつまらない事ばかり書いて すみません。
 自分が読んでいる本はちょっと恥ずかしくて教えられませんが、最近見たビデオ(数 年前の映画)で気に入ったものをちょっと上げさせて頂きます。
 題名が定かではありませんが「リトルダンサー」。それから、ツィンズ、ジュニアに出 ていたダニ−デビート主演の「勇気あるもの」。爆笑したのは、題名がはっきりしませ んが、「ビッグ ムービー」という映画作りの話で、主演ではありませんが、エディ マ− フィが出ています。
 それから、私の子供の頃の写真に一緒に写っていた犬は、名前は分からないです。角 を曲がった所の家の犬で、よく私の家に遊びに来ていました。犬の離し飼いはいけな いので、おまわりさんが、飼い主を探していました。

 私は頭の中に何も隠していません。やはり、エアーカットですか(笑)。秋の風をちょっ と含ませています(笑)。ベッカムのようだった事もあるみたいですが、どれも想像 すると凄い髪型ですね!!自分でも恐いです。

 という訳で、これから試験後は毎日毎日、解剖が続きます。それでは次回までお元気 で!

竹松 舞

(2002.10.8掲載)

 

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