舞さんからのメッセージ(2002.1.18)
 

 

舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2002.1.18掲載分)です。

 

 

 新年になってから随分時間が経ってしまいましたが、もう一度改めて、明けましておめでとうございます。
 ここ2、3日とても気温が高くて、自分の周りの空気が柔らかで、もうこのまま春かしらんと思っていましたが、又少し寒くなるようです。土の下で急に芽吹かなきゃと慌てはじめていた植物達はまだだと思い直してほっとしているのでしょうか?冬眠中の動物なんか、朝目覚まし時計を一時間見間違えていたのに気付いた時みたいに、良かったまだ、あと何日眠れるなんて思っているかもしれませんね。
 センター試験の方、国家試験の方(まだ先ですが)、勉強の方は心配していませんので、体調とお天気だけ良い事を祈っています!!国家試験と聞くと、ずっと先の事なのに少しドキッとします。
 又今年も成人式で逮捕者が出たとか、遊園地でやったとか話題になりましたが、なんだか大人が子供に迎合したような、お話が多いですね。もの分かりの良い大人なんて魅力ないですよね。堅物がいいという事ではなくて、正しいと思う事があるのなら、とことん分からせれば良い事だと思うのですが、、。ご自分の中に「こうあるべき」という像はないのでしょうか、ちょっと悲しいです。周りの反応を見ながらではなくて、いつも考えている事を真直ぐ前を見て話して欲しいですね。
 私はもうすぐ退寮式というのがあって、それが終わると、いつ寮を出ても良いという事になります。いつ出ても良いと言われても、試験前に出る人はいないと思いますが、それにしても長かったような短かったような寮生活とも後少しでお別れです。とても不自由な生活でしたが(まだ終わっていませんが)なんだか今思うととても楽しかったです。暑さ寒さにも大分強くなりました。うどんはまだ、上手くすすれませんが、卵かけ御飯の美味しさを知り、白い御飯に3種類の「ふりかけ」をストライプのようにかけて食べるのが又美味しい事を知り、ルームメートの寝言に一人で笑い転げ、お友達の買った下着の中のFカップくらいのお尻のような胸に触らせてもらって大騒ぎをしたり、本当にバカみたいな事でも楽しめた日々でした。しかし失敗も多く、私は明日退寮式で着るスーツを数カ月前に洗濯機で洗ってしまいました。なんだか、張りの無くなったスーツに母がアイロンを一生懸命あてて、「どうしてこんなに、柔らかい感じなんだろう?」と言うので、正直に洗濯をした話をしたら、大笑いされてしまいました。縮まなかったので、ちゃんと着られると思います。あ〜〜良かった。
 来週から、試験前に老人養護施設で実習があります。前回の病院実習でも、私はたまたまお年寄りの多い病棟でしたが、今度は初めからお年寄りのみの所で実習します。この実習の後は、病院以外の場所でも、エレベータ一に乗ると他の人の為にドアの開け閉めをするのが当たり前になったり、人の手が必要に見える人に手を貸したくなったりするので自分でもちょっと不思議です。
 試験の時期は特に女子はびっくりする程勉強します。普段から本当に勉強というより学ぶ事が好きなんだなあと思える人もいて、それはとても素晴らしい事だと思います。
 医者はどう考えても男の人に向いた職業です。体力、冷静な判断力、緻密さ、などなど、田島陽子(字が違っているかもしれません)さんがいくら吠えても男の人と女の人では生物学的に言って能力の向き不向きは必ずあると思います。医療は本当の事を言ったら男の人の世界であるべき所だと思います。でもそこに、あえて入って行こうとするのなら、やはりそれなりの覚悟はしないといけないと思っています。と言いつつまだ、具体的にはどうしたら良いのか分かっていませんが、、、。医療に限らないのですが、目先の事ではなくて、物事の本質が見極められる目が持てるように、本当に大切な事が何か分かる人になりたいですね。ちゃんと先の先が見れる目を持ちたいです。
 と言う訳で、今年は過酷な勉強が待っていそうですが、なんとか1つ1つこなしていきたいと思っています。

竹松 舞

(2002.1.18掲載)

 

掲載済みのメッセージ

2002.1.1

2001年掲載分


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