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舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2002.1.1掲載分)です。
もう直ぐ新しい年がきてしまいそうです。どうしよう、、。mai clubに載せてもらう文章はコンサート前の書きかけは意味のないものになってしまい、クリスマス当日に書いたものは、これも季節はずれで、とうとうこんな日になってしまいました。宿題のレポートは書いてないし、部屋の掃除は今日やっと済ませた所ですが、一年間の反省なんて何もできていなくて、、。私の誕生日に温かい声をかけて下さってありがとうございました。こんな私でも産まれて来て良かったと思える瞬間です。そしてクリスマスコンサートに遠くから、また浜松から来て下さった皆様ありがとうございました。そしてコンサートが終わってから色々と感想を聞かせて頂いて次への力になります。そうですねえメンバー紹介は今度はうんとゆっくりやりますね。そして、「お忙しいところお集り下さってありがとうございます」は次から話の最初に言うようにします(笑)。又やってしまうかもしれませんが、私らしいと言って密かに大喜びしている人もいたりして困ります(その場にいらした方しかわからない話ですみません)。
基本的には私は演奏の合間に喋るのは苦手です。演奏に必要な緊張が途切れてしまいそうで切り替えが難しいです。喋るだけで良かったらあまり緊張せずにずっと喋っていられそうですが、演奏の時もう一度ぴりっとし直すのがちょっと苦手です。ずっと上手くならないかもしれません。それから私はCDを買って下さった方にサインをしますというのが好きではありません。だいたいの方はもう買って持っていて下さるので、無理に又買って頂く事になるので、いつもそれがひっかかります。サインなんてノートの端でも何処でも出来てしまうんですよね。浜松で「うなぎ茶漬け」が食べられなくて残念でした。
来年は一月の終わりから、かなりの数のイベントがあります。宣伝の方と営業の方が頑張って下さっているのですが、コンサートの時期を考えると時々不安になります。楽器のコンディションと自分のコンディション、どちらも良い状態に保てるようにしないといけないので、、。16歳の頃最初のアルバムを出して、イベントをかなりの数こなしたのですが、その時、営業の方が後になって「途中でいつ倒れるかと思って心配だったよ」と言っていましたが、全てが終わってから3日くらい寝込んだ記憶があります。
年が明けると、なんだか忙しそうです。試験もあり、寮生活の終わりとともに引っ越しもあります。都内ではこれまで、渋谷区でありながら、新宿駅からバスで15分くらいの所にいたのですが、色々考えてやはり大学から歩いて通える所に引っ越す事になりました。通学時間が短くできる事でなんとか、時間のやり繰りができると良いと思っています。あ〜でもご飯を自分で作らないといけませんね、包丁を使うのは楽しいのですが、どうやったら指を切らないですむか、工夫がいります。何事も修行が第一でしょう。炎の料理人を目指そうと思います。でも演奏会が近付いてきたら、やはり包丁ではなくて材料はちぎって使おうかなあなんて(笑)考え中です。
医学部の友達はずっと一緒ですがスポーツ健康科学部の人達とは、もうすぐお別れになってしまいます。なんだかとても寂しいです。コンサートの前などもメールをくれて「ステージの舞の隣で私が自転車をこぐってのはどう?」なんて楽しい事を言ってくれます。別の人は私の誕生日にはトナカイがチョコレートのウンチをするお菓子をくれて、コンサート前に、メールにいきなり「うんこ食べてる?」と書いてあった時は一人で噴き出す所でした。
上手く言えないのですが、この先こういう全然違った分野のお勉強をしている人達と一緒に過ごす事はないでしょうから、とても貴重で大事な経験だったと思います。自分にないものばかり持っている人達なので素直に凄いなあと思いながら暮らしていました。後少し残された時間を一緒に楽しく過ごしたいと思っています。
医学部の人達はこの先ずっと一緒で場合によっては卒業してからも一緒だと思います。狭い社会ですから、先の長〜〜いお付き合いをしていく事になると思います。
それにしても、今年も後わずかだなんて感じませんよね。私だけでしょうか。いつもと変わらず時間が流れていきます。人類が生きてきた、綿々と続く時間のごく一部を自分が生きていて、そのうちのほんの小さな節目ですから、当たり前と言えば当たり前ですが、どんなにちっぽけな存在でもそれなりに、あくせくしちゃいますね。やっぱり自分にとってはたった一度の人生ですから(笑)。
このまま新年に突入しそうです。
それでは皆様新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。竹松 舞
(2002.1.1掲載)
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