舞さんからのメッセージ(2002.2.2)
 

 

舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2002.2.2掲載分)です。

 

 

 私の部屋で、ただ今、二つの時計の微妙にずれた秒針の音が響きわたっています。夜になるといつも時計ってこんなに、うるさかったかしらと思います。試験期間に突入しました。だらだらと10日間くらい続きます。まだ病院実習の後遺症?が残っていて、時々お爺さんお婆さんが恋しくなります。特に「うさぎ」を懐に入れていたお爺さんが一番恋しいです。最後の日、遠くにいる私を「先生、先生(私は先生ではありませんが、白衣を着ているので、そう呼ばれます)」と呼ぶので近くに行くと「食べさせてくれ」とすくってもスプーン一杯にもならないくらいの量しか残っていない、ヨーグルトの瓶を差し出しました。私が瓶の内側をなぞるようにすくって口に入れてあげると、一言「うめえ」と言ってくれたんですが、その「うめい」の中に沢山のいろんな気持ちを込めてくれたような気がして、今思い出しても幸せな気持ちになります。「うめい」はお爺さんが私にくれたありったけの気持ち全部です。お爺さんありがとね。
 試験が終わると、一年間の村民生活も終わりです。静かな村の中の小高い丘の上にある学校と寮は、夜になってもそこだけが、明るくこうこうと水銀灯に照らし出されています。うしがえるが鳴きます。私の好きなラジオ局のインターFMが時々聞こえにくくなります。携帯電話のアンテナが3本立つ場所を見つけるのが大変です。スポ健(スポーツ健康科学部)の人達がいない9月などは、食堂のメ二ューが減って寂しいです。10月になって彼等スポ健が戻ってくると、売店の品物も増えますが、欲しいパンなどはすぐなくなってしまっていて、なかなか口にする事が出来ません。本当によく食べよくエネルギーを消費する健康な人達です。夕方になると何処かで見たような駅伝の選手が走り始めます。その他にも体操など有名な選手が何人もいるようですが、私にはどの人かよく分かりません。構内を自転車でジグザグ運転をしていく人がいるのですが、美しい螺旋を描いていて、おみごとというしかありません。私には自分の太ももの2倍の太さの太ももを持つ女友達がいます(舌を噛みそうでした)。
 大学の近くの沼で夏行われる花火大会は事務所のマネージャーさんによると必見なんだそうです。人に邪魔される事なく本来の花火を満喫できるとかで、一度は見た方が良いという事です。村の中には、時々テレビで紹介されたりロケでも使われる事のある巨大で綺麗な某大学病院があります。友達のお父さんが週に一度診察にみえます。美味しいコロッケを食べさせてくれるお店もあるし、安い居酒屋さんもあります。一番お世話になったのは「ピーコック」という名前のスーパーではなくてレストランです。学校の坂を下るとすぐです。もうすぐここは新しい人達でいっぱいになります。春ってなんでも新しくなるんですね。門限の10時30分に寮に駆け込むなんて生活はもう2度とできないでしょう。試験が終わったら荷物をまとめて、お引っ越しです。
 教習場に2ヶ月ぶりで行きました。仮免までいっていたので、教習場の中で急ブレーキを踏む練習を一時間してから路上に出ました。運転って楽しいですね、やっぱり車は教習場ではなくて道路を走る物ですね。そのうち高速道路も走るらしいので、ちょっと恐いですが、運転は上手いと教官に褒められました。まあこの先何度か、気分をへこまされる事もあるでしょうから、頑張ってめげずに免許を手にしたいです。時間がなかなか取れなくて思うように進みませんが、、。巨人の高橋選手は今私が通っている教習場で免許を取ったんだそうです。
 イベント、演奏会、次のレコーディングと、春休みらしきものは、ほとんどなくなりそうですが、後で悔やむ事のないように、やり終えたいです。
 ああハープ弾きたい!!ああ勉強しなきゃ!!あああああああああ。。。。。。。

竹松 舞

(2002.2.2掲載)

 

掲載済みのメッセージ

2002.1.26 2002.1.18 2002.1.1

2001年掲載分


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