舞さんからのメッセージ
 

 

 舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2005年11月10日掲載分)です。

 

 

 気付いてみたら、一つどころか、二つも季節をやり過ごそうとしています。暑さで舌 を出しっ放しだった龍之介も今は芝の上に体を全部投げ出して、全身で、お日様の光 を受けています。真っ青だった木々の葉が気付いてみれば、ほんのり色付いて、美し い姿で最後に散る準備をしています。でも本田美奈子さんのように散るつもりも無い 方が病に無理矢理命をむしり取られる時の絶望感など想像もつきません。長い事メッ セージを書かず、コンサートにおいで下さった皆様にも、お礼も言わずにいて、ほん とうにすみませんでした。時間が無かった事もありますが、それだけではなくて、私 は少しインターネットの世界を恐いものとして、見るようになった部分があります。 普通の人間が自分の日常や内面を、曝け出す気恥ずかしさのような事も感じたりしま す。それでも近況報告を待っていて下さる方々もいらっしゃるので、少しですが、書 かせて頂きます。

 今、私は小児科を周り始めています。小児科では、子供さんが白衣を怖がるといけな いので、私服で接します。聴診器やペンなど入れておけるように、ウエストポーチを 買って、その中に必要な物を全部入れます。名札も首から下げていますが、サンリオ で買ったピンクに模様の入ったひもに、キティーちゃんのマスコットを一緒に下げて います。これは4、5歳の時の自分だったら、絶対に人の首から引きちぎって取って いたと思われるくらい可愛いです(笑)。詳しい内容については、コンサート用にとっ ておきたいと思っていますので、今は省略させて頂きます。遡りますと、夏は米国に は行きませんでした。沖縄の米軍基地内の海軍病院のERで勉強してみたいと思ってい ましたので、手紙で申請して、受け入れて頂きました。これも行ってほんとうに良かっ たと思っています。なかなかに充実した日々で、これも書きたい事が沢山あるのです が・・すみません。ネタという事で。

 J-MELOという番組を始めさせて頂いています。これはご覧いただけないので話だけ になってしまいますが、製作されているディレクターさんやプロデューサーさんの、 感性がなかなかのもので、曲の選択や切り口など、痺れます。私などやりながら、『 「はじめちとせ」はレゲーなんだ、なるほどね』なんて妙に感心したり、あまり好 きではなかったアーティストが、ほんとうにカッコ良くて驚いたりしながら、録って 頂いています。スタイリストさんが選んでくれる服も毎回楽しみの一つです。マネー ジャーさんやスタイリストさんが私と同じような世代なので、その辺の小道具を使っ ての空き時間の盛り上がりが凄いかもしれません。とにかく、より良いものが作れる ように、自分にできる事は一つ、一つ、一生懸命やっていこうと思っています。 それから、どうでも良い事ですが、アンガールズのコントは相変わらず好きですが、 数カ月前から次長課長が自分の中で台頭してきています。小木矢作の矢作も大好きで す。一時的ですが、小梅という人の裏返った声も好きです。アンタッチャブルはプロ だなあと感心します。私がこういう事を書いていると友達にお笑いが好きだというの は止めろと注意されますが・・。リチャードホールと少女Bが終わってしまって残念 です。

 それでは、次回はもう少し踏み込んだ内容が書ければと思っています。

 さぼっていてほんとうにすみませんでした。

 本田美奈子さんのご冥福を祈ります。

竹松 舞

(2005.11.10掲載)

 

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