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舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2005年5月24日掲載分)です。
家では、最近植えられたばかりの檸檬の木の苗が、少しだけ紫がかった、白い小さ な花を付けています。ハグロニシキが、枝を思いっきり、あちこちに伸ばし、ピンク と白の葉が花のように生い茂ってきたので、その下に陣取って姿を隠し、龍之介が外 を通る犬や人を偵察するようになってきました。ゆっくり、ゆっくり、一歩一歩確か めるように歩いていた龍之介のお友達のガク君が天に召されました。犬にも沢山の出 会いと別れがあります。
みなさま、ご無沙汰していてごめんなさい。病棟での実習が始まってから一日のリ ズムが毎日ばらばらで、なかなか自分のペースを掴めないでいます。科によっては朝 の7時集合の所があったり、朝の9時から夜の7時まで10時間ぶっ通しの手術に立ち会って 途中15分の休憩しかとれない科もあったり等してふらふらの友達がたくさんいます(笑)。 私も先日は病院を出る時間が夜の9時を回ってしまったのですが、一回のロビーに降りる と辺りは真っ暗やみで守衛さんが懐中電灯を持って巡回していました。それぞれの科を 廻る際、学生は一人一人担当の先生に金魚のふんのようにつきまといます(こうやって 学生の相手を担当して下さる先生をオーベンと言います)。ただ先生によっては忙し すぎて生徒に構っている暇などない方も多く、なかなか付きまとわせてもらえません。 そしてやっと相手をしてもらえる頃には午後6時を過ぎていたりと夜行性の生活を 送らざるを得ない友人もいます。
多くの科では、学生は担当の先生の受け持ち患者さんに付かせて頂き、患者さんの お話を聞いたり簡単な問診や診察をさせてもらい、飲んでいらっしゃるお薬や行って いる治療などを勉強させて頂いています。病棟では実際のレントゲン写真や超音波の 写真、検査データなどを見ながらの学習が主になってきます。一方で今年からの個人 情報保護法施行にあたり、学生は提出するレポートや学生用のカルテ、個人的なメモ など決してどこにも患者さんの名前やイニシャル、年齢含む情報を記載してはならな いときつく言われています。教室にもシュレッダーが常備されています。
今迄のところ、三つの科を廻りましたが、各々の科は独特の雰囲気を持っていて面 白いです。先週まで廻っていた某科には顔がラテン系の先生が多かったような気がし ます。教授は男の子も惚れる程のオーラのあるハンサム先生だったり、ちょっぴり怖 いけれど学生の指導に熱心なロシアの某大統領似の先生がいたりとかなり濃い科でし た。
久しぶりなのにくだらない話をしてしまってごめんなさい。先生方のキャラクター についてより、実習の内容について書きたいのですが、色々と差し障りがありそうで 思うように書けません。中身の無い話ですみません。それでは、もうそろそろ勉強を しないとまずいので今日はこの辺で失礼いたします。
ではまた!竹松 舞
(2005.5.24掲載)
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