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舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2004年5月15日掲載分)です。
雪国の春は、溶けた雪の下から去年の最後の落ち葉が顔を出します。この落ち葉がヒラヒラ舞い落ちるさまがお婆ちゃんの目にも映っていたと思うと不思議です。その落ち葉をみんな集めてマッチで火を着けます。最初頼りなくチロチロと燃えていた火がやがて勢いよく燃え上がり落ち葉を全部焼きつくします。そして、最後には白い一本の煙りのすじが置いてきぼりになった時間とともに空気の中を漂います。大切な人と共有した時間が春の空に吸い込まれて、その一部になります。忘れかけていた後悔の念が、刺さったままの小さな棘のように時々胸をチクッとさせます。
言葉には霊がこもっていると言います。だから、とても大切なものです。どんなに私が照れ屋でも、もっとずっと沢山の気持ちを込めて「おばあちゃんが好きだよ」と言っておけば良かったと思っています。そんな私は立ちのぼる落ち葉の煙りに乗せて「ほんとに寂しいよ」と呟きます。きっと伝わるといいなあと思いながら・・。
大学では、各部の新入生獲得合戦が行われていました。なにしろ新入生は佐倉の近くの寮にいるので、上級生達は遠路はるばる通っては、一年生を口説く訳です。
だいたい手口?は一緒で、美味しい物を食べさせながら、自分のクラブがどんなに良いか語るというものです。最後の方では新入生に対し、お茶の水でクラブ説明会が開かれます。いつの間にか(自分で戻った訳ですが)ゴルフ部に戻っている私は、ろくにゴルフができないくせに、人様の前でゴルフ部の説明をしておりました。というか、させられておりました。
女子部員の獲得を切に願っている為か、私と友達が説明をしている横には、イケメンと言われている下級生の男子二人が立っておりました。この作戦が功を奏したのか、地道な口説きがものをいったのか、分かりませんが、女子部員に限らず、なんと十数人の新入部員獲得という快挙を成し遂げる事となりました。90人足らずのうちの十数人というのは、どう考えても出来過ぎとしか言いようがありません。最後まで何人残るのか分かりませんが、滑り出しは絶好調という所です。
試験後は、又クローズアップ人体を書きたいと思っていますが、何について書くか迷っています。あまり○○の方に集中しても変に思われそうですし(笑)、何を書いたら喜んでもらえるか色々と悩むのも楽しいです。
ポリクリと言って病院での実習の始まっている小児科を回っている5年生の人から、3歳くらいの時、何に興味があったか質問され考えてみました。この質問はテレビのキャラクターで何が好きだったか?という意味です。今の子だったらセイラームーンでしょうか?私はクリーミーマミというのが好きでした。その後は米国ヘ行ってプリンセス・シーラという美少女戦士のようなキャラクターが大好きになりました。私にもそんな時があったんだなあと懐かしく思います。
今は見たい映画とミュージカルが沢山あります。時間の許す限り、できるだけ行きたいと思っています。
それでは、つまらない文におつき合い下さってありがとうございました。竹松 舞
(2004.5.15掲載)
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