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舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2004年4月8日掲載分)です。
少し首をかたむけた菜の花の黄色と緑の間を龍之介の茶色と白の体が見え隠れします。命の色って鮮やかです。綺麗過ぎて目の奥がつんとなります。気がつけば桜が満開で、気がつけば祖母のいない初めての春です。そして弟は二歳になりました。お日様の下、退院して元気になった龍之介は嬉しくて嬉しくて白いソックスを履いたような前足を無駄に跳ね上げます。無駄な分の数センチは神様に「元気にしてくれてありがとう」のお礼の気持ちの高さです。それからもう一つ嬉しい事があります。新しいガールフレンドが一人?増えました。名前 は「香奈」ちゃん。某大学の研究室で、代々、院生に飼われていたワンコを親切な方がひきとりました。それでもっか龍之介のお気に入りは「カンナ」ちゃんと「香奈」ちゃん。どちらも足の長い茶色のりりしい雑種です。2尾とも龍之介よりピリっとしていて頼もしいです。
新学期が始まりました。初日は恒例の席取りがあります。これは大学からは禁止されている事になっていますが、学校は見て見ぬふりをしていてくれます。何の事かと言うと、新学期の初日の席が一年間、固定されてしまいます。それで、奮闘した結果、前から二番目の席をなんとか手に入れました。これで、今学年も無事に乗り切れそうです。席取りだと騒いだところで、同級生は80数人なので、教室も狭いです。今度の教室は直ぐ近くに病室や検査室があるので、携帯電話の使用や、その他諸々の気遣いが必要になってきます。これから、すでに始まっている各科の臨床講議を全て受け、それに関する月に一度くらいのペースの試験を受けていって、パスすると、いよいよその先は病室での実習という事になります。
ハープという楽器も私はまだまだ知り尽くしているとは言い難い部分があって、自分の楽器をよしよし可愛い可愛いと思えるまで、付き合ってみたいと思っています。今でも自分の楽器は可愛いと思う気持ちはあるのですが、もっと良い所がありそうなのに、まだ引き出してあげてない部分があるような気がします。自分が変わっていかないと、未知の部分は見つけられないかもしれません。
3月で、白い巨塔が終わり、少し寂しい感じがします。最終回もビデオに撮って観ましたが、唐沢さんの演技が、とても良かったです。テレビを背にして座っていた龍之介が、自らの病室で手術のイメージトレーニングをする時の財前教授の鼻歌が気になるらしく、何度も振り返ってテレビの方を見ていました。犬をも引き付ける?その演技に感動しました(笑)。そしてもう一つ、砂の器は最終回しか観ませんでしたが、最終回の設定に苦しさは感じながらも、子役の男の子の目の演技が素敵で、泣かせてもくれました。米国からのCSIという番組も終わってしまったので、今はとりあえず深夜の「24」という番組をビデオにとって週末に少しずつ観たいと思っています。
私はNHKのクローズアップ現代という番組を担当している国谷さんに憧れています。そのうちに真似をして「クローズアップ人体」というタイトルで文を書いてみたいなあなどと勝手に考えています。
やりたい事は山程ありますが、実際はやれる事を自然に、肩に力を入れずにやっていけたらと思う今日この頃です。それでは次回までお元気で。竹松 舞
(2004.4.8掲載)
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