TOKYO-FM「TOKYO CALLING」
(1999.12.12放送)より

 1999年12月12日、TOKYO-FM「TOKYO CALLING」(「SUNDAY MORNING FESTA」内)に、8:45〜8:55の約10分間、「様々な分野で活躍している人にお話を伺うコーナー」に舞さんが生電話で登場しました。その模様を再現してみました。
 ライン・花・オレンジ

 

 番組のパーソナリティは大崎智美さんです。

大崎:今日はですね、医大生でありながら、ハープ奏者として3枚目のアルバムをリリースした、両方ね、ちゃんと両立されているパワフルな女の子を紹介したいと思うんです。どちらもかなり大変な道なんですけれども。どんな生活を送っているのかをぜひ教えてもらっちゃいましょう。では電話つながっています。もしもしー。

:もしもしー。

大崎:はじめましてー。

:はじめましてー。

大崎:大崎です。

:竹松です。よろしくお願いします。

大崎:よろしくお願いします。あの今ちょっとお話した通り、竹松さんは医大生でありながら、ハープ奏者で、両立して、大忙しの毎日を送っているということなんですねぇ。

:ええ、なんかよく忙しいんじゃないですか、とかっていうふうに言われるんですけどもー、自分としては、なんか忙しいほうが、なんで私、何のために生きてるんだろうとか、難しいこととか考えなくて済むかなーとか、思ったりもするんで。

大崎:今、舞さんは18才。

:はい。

大崎:ハープを始めたきっかけというのは何だったんですか?

:えーとですねー、ずっと、3才からピアノをやってたんですけども、4才から6才の間の2年間アメリカで過ごしてましてー、そこでハープと出会って、それをきっかけに始めたんですけどもー。

大崎:そうですか。

:はい。

大崎:ハープって私も知らなかったんですけど、種類があるらしいですね?

:そうですね、あのー、私がやっているのはー、グランドハープっていうやつで、ほかには、ちょっと小さめのアイリッシュハープとか、あとは民族楽器みたいなものが多くありますね。

大崎:じゃああの、一般的にテレビに出てる、♪ポロロロンとやるやつはグランドハープ?

:そうですね。

大崎:そうですか。あの、CDをですね、3枚アルバムを出してるということで。

:はい。

大崎:一番最初に、デビューしたのは、何才のときですか?

:16才ですね。

大崎:じゃあ、16才ということは今から2年前?

:そうですね。

大崎:そうですか。初めての海外レコーディングにチャレンジしたそうですけど、どうでした? 苦労したこととかありますか?

:そうですね、あのー、レコーディング自体で苦労したっていうのは無いんですけどもー。指揮者のパイヤールさんという方といろんな意見のやりとりとか、しながら、自分も納得のいく、お互いに納得のいく状態でレコーディングできたと思います。

大崎:そうですか。

:はい。

大崎:舞さんは、医大生ということで、ゆくゆくはお医者さんになるんですか?

:予定です。

大崎:目標は。

:そうですね、それがまぁ一番自然なので。

大崎:そうですか、じゃあ、ハープは? あのー、自分の趣味というか、その部分で今のところ考えているんですか?

:んー、趣味という形ではやりたくないですね。

大崎:そうですよねー。

:やっぱり、中途半端なのはイヤなので、どっちも。

大崎:どっちも両立させて?

:そうですね、うーん。

大崎:ある程度やっていきたいと?

:そうですね。はい。

大崎:でも、お医者さんになって、こう、ハープでなんかこう、(患者さんの)心を治しちゃったりとか?

:(笑)

大崎:両立で、一番いい方法。(笑)

:そうですねー、それで癒されれば一番いいと思いますけど。(笑)

大崎:あのー、ハープやってる人って、どのぐらいいるんでしょうねー、東京都内とかで。結構、盛んにやってらっしゃるんですかねー? 私あんまりお教室とか見たことはないんですけどー。

:そうですね、やっぱり少ないですよねー。

大崎:楽器も高いでしょう?たぶん。

:そうですねー、ま、安くはないですねー。

大崎:ですよねー。いくらぐらいするもんなんだろう?

:そうですね、まぁ上をいったらプレミアとかついちゃってるものはほんとに値段の付けられないものまでありますけどー。だいたいー、グランドハープだとー、4、500万ぐらいですねー。

大崎:車一台買えちゃいますねー。外車が。(笑)

:そうですねー。(笑)

大崎:日本製もあるんですか?

:ありますね。

大崎:あるんですか。ヤマハさんとか?そういうところから出てました?

:ヤマハでは今は造ってないんですけども。

大崎:あるんですね、日本製も。

:はい。

大崎:ところで舞さん、遊ぶ時間はあるんですか? もう、学校とハープと、両立で。

:ないですねー。

大崎:ちなみにハープ以外で音楽なんかはどんなものを聴くんですか? クラシックが中心?やっぱり。

:クラシックももちろん、聴きますけどもー、やっぱり私はハードロックが好きなのでー。

大崎:おー、なんかイメージじゃないですねぇ。

:え、そうですか?

大崎:うーん。例えばどんな人のファンなんですか?

:えーと、デフ・レパードとかー、エアロスミス、ヴァン・ヘイレン、ボン・ジョヴィ。(笑)

大崎:代表的なの全部好き、みたいな。

:そうですねー。(笑)

大崎:あ、そう、意外だなー、なんか親しみ感じますねー。

:そうですかー?(笑)

大崎:ハープ奏者で医大生さん、お嬢様でなんかこう、手の届かないところからエアロスミス、ボン・ジョヴィと来たとき、ちょっと安心しましたー。(笑)

:そうですかー。(笑)

大崎:じゃあ、あの、舞さんねー、最後にこれからの目標とか夢なんかを聞かせてもらいたいんですけど。

:うーん。なんでしょうね。いつも目の前にー、自分の能力よりも上のハードルをいつも設定して、それをしっかり毎回毎回越えていくっていう、ことですかねー。

大崎:あー、そうか、うーん。今のハードルは?とりあえずは。

:うーん、まぁ、ほんとに両方ですねー、勉強であり、ハープであり。両方手いっぱい、いつも、絶対、後で後悔しないようにー、やるっていうのがモットーなんでー。

大崎:うーん、そうかぁ。まぁ若干18才だから、これからいろんなね、夢とか希望とか出てくるでしょうけど。とりあえずは今置かれているものを頑張って。ねぇ?

:はい。

大崎:ところで今ね、舞さんのね、レコード、レコードって言わないんだね最近、CDジャケットね、私の手元にあるんだけど、大変かわいい方なんですねー、舞さん。

:いやー、とんでもないです。(笑)

大崎:なんかもう、色白で。

:(笑)

大崎:誰かに似てますね、タレントさんで。

:そうですか?

大崎:誰って言われます?

:(考えて)いやー、んー。

大崎:スタッフはね、斉藤慶子さん、って言ってるんだけど。

:あ、そうなんですか、初めてですよね、それは。

大崎:ちょっと年が違いすぎますよねぇ?

:(笑)

大崎:畠田理恵さんに似てるかな?

:それも言われたことありますね。

大崎:ね、そうですよね。

:はい。

大崎:じゃあ、舞ちゃん、舞ちゃんの曲、舞ちゃんから紹介してください。

:はい。今回の3枚目のアルバムのタイトルにもなっています、「月の光」です。これを聴いて、なんか青白い月とか、頭に浮かんできてくれれば、嬉しいかなと思います。

大崎:そうですねー。じゃあ、ゆっくり聴いてみましょう。

:はい。

 

  (ドビュッシー「月の光」)

 

大崎:竹松舞ちゃんの「月の光」、今聴いて頂いていますけどもー。舞ちゃん。

:はい。

大崎:すっごいきれいな音色ねー。

:え、そうですかー。ありがとうございます。

大崎:なんか今のクリスマスの時期ぴったりですねぇ。

:ありがとうございます。

大崎:今年はクリスマス、どっかでハープを披露する予定はあるんですか?

:ハープを弾くということはないですけどもー、うーん、いちおう予定はあります。

大崎:そうかぁ。彼氏は今いるの?

:いません(笑)

大崎:そうか。彼氏に弾いてあげたら、酔っちゃうねぇ。

:いつになるかわかんないですけど(笑)

大崎:ほーんと素敵な音色でびっくりしましたー。

:ありがとうございます。

大崎:心が癒されるような感じで。

:そうですか。

大崎:うーん。これからも頑張ってくださいね。

:ありがとうございます。

大崎:学校とハープと両立して。

:はい。ありがとうございました。楽しかったです。

大崎:私も楽しかったです。またね、お会いしたいと思います。

:はい。

大崎:はい。どうもありがとう、今日は。

:どうもありがとうございました。

大崎:さようなら。

:さようなら。

 

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