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舞さんからファンのみなさんへのメッセージ(2001.4.14掲載分)です。
関東では桜の花もだんだん終わりに近づいてきましたが、皆さん楽しまれましたか?
私は他の人に話したら「バッカじゃないの〜」とか「何の意味があるの〜」とか「無駄無駄」とか言われそうな事をこの春行いました。
今まで籍を置いていた私立の医学部をやめ、別の私立の医学部に入り直しました。
私立から私立ですが、授業料は安くなりました、、、が「何で?」と聞かれたら、やっぱり今の「順天堂」が好きだからとしか言い様がありません。今まで通っていた学校の同級生は皆素敵な人達で、これからもずっとお友達でいて欲しいと願っていますが、その同級生は年齢の幅がとても広くて、40代の方、30代の方、20代後半の方が沢山いらして、「もうそれだけで十分じゃないですか」と言いたくなるような立派な大学を出られて、又一から医学の勉強を始めようとしている方が多くいました。そういうお友達と勉強できる幸せを感じると同時に、又自分もやりなおせる年かなと思い、高校3年の時浪人の許されない状況の中、受験すらしないできてしまった今の大学にやっぱり入り直したいと思い、期末試験の合間をぬって入試を受けました。今年の2月3月の私のスケジュールは、演奏会を含め、なかなかハードなものでした。そして私は今学校で義務づけられている、寮生活を送り始めています。
順天堂には医学部とスポーツ健康科学部がありますが、スポーツ健康科学部の人達は四年間ずっと寮のある千葉県の佐倉キャンパスで過ごすようですが、私達はなんとお正月にあの箱根を走るかもしれない人達と生活する事になります。勿論男女寮は別れていますが、、、。
女子寮は二人部屋で、その部屋が4つ集まって一つのグループになっていて、同じ洗面所やシャワーを使います。その8人グループの中に医学部の生徒は私一人なので、1000メートルを3分で走る人達を毎日尊敬の目で眺めています。(私は5分くらいかかりそう〜)
寮の中では浮かないようにスポーツウエアーの上下を買ってもらって、着て、見た目だけ馴染んでるつもりです(笑)。
もっかの悩みはハープの練習の出来るお部屋を寮の外に探してもらっているんですが、なかなか見つからない事です。最悪の場合は、毎日自宅へ外泊(こういう言い方あるんでしょうか?)する事になるかもしれません。
とにかく始まったばかりの新しい生活が面白いような大変のような、、、早くお茶の水に通いたいというのが本音かなあ〜。
人から見たら逆戻りのようなこの生活も、私の一番嫌いな後悔をしたくないという事から始まっていますし、今まで大学で勉強してきた事も無駄にはしないつもりです。自分の人生なので、とにかく前を向いて歩いて行きたいと思っています。
私のこのへんてこりんな生活の中身を又、近いうちにお知らせできたらと思っています。(2001.4.14掲載)